WindowsとMacとどちらがいいか、と聞かれたので、個人的にはMadをおすすめしますと答えました。
Macをおすすめする理由は以下の通りです。
① 美しいデザイン
② 使い勝手が洗練されていて直感的（でもこれは慣れの問題）
③ 入出力装置にも大変気をつかっていて使いやすい
④ 高級感がある（アルミボディ）
⑤ コンピュータウィルスに感染しにくい（セキュリティとプライバシー保護）
⑥ MacOSのバージョンアップが無償で7〜8年は使い続けられる
⑦ 他のApple製品と連携しやすい
MacはApple社がハード（パソコン本体）とソフト（OSとアプリ）を提供しています。見た目が美しいハードウエアだけでなく、直感的に操作できるMacOS（OS:オペレーティングシステム）のもと、キーボードもマウスもパッドもどれも使いやすい入力装置で、とくにディスプレイの美しさ（発色・輝度）は秀逸です。アルミのボディには高級感もあるので、使っていて楽しいので、仕事もはかどりますし、パソコン使ってもっと楽しいことをしようとおもいます。もちろん、iPadとの相性は抜群です。MacとiPadとiPhoneを連携させて使うと、それぞれに補完しあってとても便利です。そして何よりもコンピュータウイルスに感染しにくいので、いつも最新のOSにアップデート（無償）していると、最低限のセキュティ対策で安心してネットサーフィンでき、7〜8年は使い続けることができます。
ちなみに私が使っているのは2012年製iMacで、OSは10.14 Mojaveです。
- iMac (21.5-inch, Late 2012)
- プロセッサ：2.7 GHz Intel Core i5
- メモリ；8 GB 1600 MHz DDR3
- 起動ディスク：外付けSSD 500GB
しかし以下のような短所もあります。（その逆がWindowsPCのメリットでもあります）
(1) Macのユーザーは少ない
(2) Macは高い
(3) ソフトの数が少ない
以下に詳しく説明します。
(1) Macのシェアは10％程度で、パソコンを持っている人の10人に1人しかMacユーザーはいません。パソコン操作で困ったときに身近にMacを使っている人が少ないので、初心者には敬遠されがちです。でも使ってみればわかりますが、MacでもWindowsでも、困ったときはネットで調べればほぼ解決できます。
世の中でWindowsユーザーが多い理由は、そもそも昔はMacを知らない人が多ったのと、自宅で残業仕事をするために会社のパソコンと同じ種類を選ぶからではないでしょうか。とくに昔はWindowsとMacの互換性はよくなかったので、いくらMacがデザイン的にかっこよくても、Windowsと同じように仕事をするにはスキルが要求されました。ちなみに会社組織に依存せず一人で仕事をするクリエーターにはMacユーザーが多いことはよく知られています。しかし互換性については、今は、Office365（Microsoft365）の発売によってほぼ解消されました。
(2) MacはWindowsに比べて価格が高いのが欠点です。Appleはパソコン初心者が困らないように安全と安心に配慮して一定水準以上のスペックの部品を使っています。一方、WindowsPCは、様々な会社が互換性のある安価部品を使って安価な製品を販売しています。だから一般にWindowsPCのほうが安価です。パソコンはネットとメールだけでいいという人には、4〜5万円で買えるノートパソコンでも性能的には十分なこともあります。安価なパソコンが必要な人にはWindowsPCがおすすめです。
(3) Macはシェアが少ない分、アプリの数も圧倒的に少ないのが欠点です。それはアプリ開発に対するセキュリティ管理が厳しい（原則としてAppStoreからインストールすること）からでもあります。一方、Windowsにはアプリが豊富です。アプリ開発が結構自由だからです。とくにゲームアプリなどWindows版しかないものが多く、ネットから自由にダウンロードできるシェアウエアなどの数はMacの比ではありません。でもそのためにセキュリティが脅かされる危険もあります。
ソフトの数が少ないといっても、Macには、Apple社製の表計算、ワープロ、スライド作成、動画編集、PDFビューワーなどが無償で標準装備されています。たいていのことはこれらで十分なので、余分な出費を減らせます。前述のように、Microsoft365を購入すればWindowsとの互換性もあるのでも、あまり不自由はありません。
あえていうなら、住所録の宛名印刷機能が貧弱すぎて使い物になりません。
以上が短所の説明でした。
というわけで、Macをおすすめしますが、最終的には予算と好み（デザインの好き嫌い）の問題です。
Koyoparadise 