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光洋パラダイスは、Macと音楽と映画のことなど


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CanonのプリンタはMacでフチなし印刷のはみ出し量設定できない

昨年末に年賀状をフチなし印刷しようとして、フチなし印刷ではみ出し量を設定できないことに気づいた。

夏にDVDトールケースのジャケットを作成して印刷したときには、それほど気にならなかった。A4用紙にDVDジャケットサイズにトンボもいれて、あとでカッターでカットするとジャケットサイズだった。しかし、用紙サイズを「はがき縁なし」に設定し、用紙処理で「用紙サイズに合わせる」「縮小のみ」にチェックを入れても拡大されて5mmくらいはみ出る。

きっとWiFi接続にしてて、ドライバーがAirprintだから、と思っていた。だからUSB接続用のドライバーをCanonのサイトに探しにいって、簡単インストーラーでインストしてみた。上手くいくハズだった。しかし、システム環境設置でプリンタの追加をしようにも専用ドライバーは見つからず、Airprintしかインストールされてなかった。

あらためてCanonのサイトを探してみたが、TS8230用のプリンタードライバーがない。TS8030にはある。TS8130からは、Cacnon独自のドライバーがない。当然Windows用はあるが、Mac用がないのだ。

試しにTS8030用のドライバーをインストールしてみたが、印刷設定はできるけど、プリンターはうんともすんとも言わず、印刷はできなかった。

これは、いったいどういうことか。

ネットを検索してみて、下記のブログをみつけて、ようやく事情が分かった。Canonは2018年モデル以降、公式にMac用ドライバーはサポートしていないということだった。なんてこった。

今時のIJプリンタ 2019 の続き。悲報:CanonはMac対応を正式にやめた模様。

もう二度とCanon製プリンターは買わない(以前、EPSONのプリンタは二度と買わないと書いた気もする)。

しかし上記サイトをよくよく読むと、これはAppleの方針でもあるみたいだ。

AirPrint について

ならば、AppleはグラフィックデザインツールとしてもMacには、もっとまともなAirprintを提供すべきでしょう。AppleはMacのプロシューマー向けの環境をどんどん切り捨てていっているように思う。Macの終焉が近い気がする。

追記(備忘録):インクジェットハガキにフチなし印刷する方法

Pagesの場合:《ページ設定》で、「はがき縁なし」「100%」を選択。《プリント》で「メディアと品質」をトレイもメディアも「自動選択」(プリンタ本体で用紙をちゃんとセットしておく前提)。「用紙処理」の「用紙サイズに合わせる」にチェック、「出力用紙サイズ」を「はがき 縁なし」にして「縮小のみ」にチェック。→「プリント」→はみ出し量大のまま印刷。

Adobe Acrobat の場合:《プリント》ダイアログを開いて、《ページ設定》で「はがき縁なし」「100%」を選択。《プリンター》で、「メディアと品質」をトレイもメディアも「自動選択」(プリンタ本体で用紙をちゃんとセットしておく前提)。「用紙処理」の「用紙サイズに合わせる」にチェック、「出力用紙サイズ」を「はがき 縁なし」。ただし「縮小のみ」がチェックできない状態。一旦「プリント」ボタンをクリックして、「ページサイズ処理」の「カスタム倍率」を97%〜96%にする(←これが大事)。カスタム倍率ではみ出し量を少し制御できる。


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シカゴ・ファイア・シーズン5 最終回の続きは

昨年12月からAmazon Primeで配信が始まった『シカゴ・ファイア』。知人が吹替え版の翻訳をしているので、最初はその翻訳に感心しながらゆっくり見ていたのだが、シーズンが進むにつれて、すっかりドラマ自体にハマってしまった。そしてシーズン5を1日深夜(2日明け方)にようやく見終わった。Amazon Primeで配信しているのは、シーズン5まで。

衝撃的なラスト。絶対続きを観たくなる。でも、シーズン6・7・8と続いているし、ポスターとかみてるかぎり、主要メンバーの入れ替わりもなさそうなので、ほぼ全員助かるのだろうということは想像できる。しかし、それでもマウチはヤバイよなあ。いずれにしても、どうやったら助かるのが、知りたい。ちゃんと科学的根拠を示して辻褄を合わせてほしい。

しかし、残念ながらシーズン6はAmazonでは有料でも配信していない。AXNで観るしかなさそうだが、ネット配信はしていない感じ。

いろいろと検索して、米国Amazon PrimeでEpisode1のみ無料配信しているのがわかった。米国Amazonのアカウントでログインしてみたが、日本からは動画にアクセスできなかった。VPNで米国のサーバーを指定したら観ることができた。ところが喋りが速すぎてほとんど会話が聞き取れない。日本語訳のありがたさを痛感した。

英語の字幕ファイル(サブタイトル)はないものかと探してみたら、シリーズ6の全エピソードの字幕を見つけてダウンロード。グーグル翻訳にかけると、ほぼ理解できる日本語になる。日本語らしい表現にするために手を加えたいのはやまやまだが、とりあえず意味がわかればいいので、そのまま読む。

なんと、放水するのだ。

すかさずクルースが、蒸し焼きにするのかと抗議する。

シーズン5の最終話まで、救助活動中に放水したことはなかった。なぜなのか、クルースの言葉でやっとわかったが、高温蒸気で大やけどするからいうことだったのだ。だから、燃えさかる火の中を救助しなければならかったのだ。9時お前に放水してはいけないという正しい科学的知識がないと緊急時に恐ろしいことになる、ということや。勉強した。

ボーデン署長は他に方法がないといって実行。高温の蒸気に耐えようとするそれぞれの隊員の姿が映し出される。

そのあとはどうなったか。適切な説明はないまま、みんな助かった。やけどは負うけど、みんな命に別状なしやで。あり得んやん。

そういえば、セブライドが交通事故を起こして現場から逃げたときは、なぜおとがめなしだったのか分からなかった。何か見逃したのだろうか。

なんか、このあたり、釈然としないまま、ドラマは進行していく。ま、いいか。ドラマやし。


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ともしび(勇者ラニエロの武骨な愛の物語)

ともしびは、エルサレムからフィレンツェまで聖墳墓教会の聖火を蝋燭に移して持ち帰る話。

エルサレムからフィレンツェまでは、Googleマップで単純に経路検索すると徒歩(陸路)で3711km、753時間(時速約4.9km)である。馬に跨がって常歩(時速6.6km)で進むとすると、一日16時間進み続けて約36日間の道のりである。なんと遠い道のりか。

ちなみに、iOSのマップでは、エルサレム フィレンツェ でルート検索できなかった。海外の都市ではなく、国内にある店舗しか検索しない。使い物にならない。

さて、『ともしび』は、教職員のクリスマス礼拝のときに、チャプレンが紹介して下さった物語。主人公のラニエロは、無骨な乱暴者だったが、訳あってエルサレムから聖火を持ち帰ることになった。追い剥ぎに身ぐるみ剥がさたり、周りからバカにされたりしても、別人のようになって、決して乱さず、蝋燭の火を守り抜いて、フィレンツェにたどり着く。その旅路で起こったことがラニエロの人格を変えて優しい人間になったという話。

ネットで調べてみると、キリスト教関係のクリスマスの話として教会で話されていることが多いことがわかった。原作は、岩波文庫の『キリスト伝説集』(ラーゲルレーヴ著/イシガオサム訳)に収録されていて、絵本もあることがわかった。ラーゲルレーヴは『ニルスのふしぎな旅』で有名なスウェーデンの作家。1909年にノーベル文学賞を受賞している。ちなみに『ニルスのふしぎな旅』は小学校のときに読みかけたが、興味を持てず途中で投げ出した記憶がある。アニメも観ていない。

ラニエロの話はフィレンツェで語り継がれて、復活祭の日に行われるスコッピオ・デル・カッロという行事で鳩の人形が山車に火をつけるという習わしが、この物語に由来するらしい(イタリア書房 – イタリア、スペイン、ポルトガル、中南米の本の専門店 http://italiashobo.com/hq/index.php?id=08030004)。

そこで、さらにスコッピオ・デル・カッロのことを調べてみると、イタリア政府観光局公式サイト(フィレンツェ Firenze | イタリア政府観光局 http://visitaly.jp/travel/toscana/firenze)では、以下のように説明されている。

火の車を意味するこの行事は、中世以来開催されているキリストの受難と復活を象徴する伝統的なもの。1096年にフィレンツェの騎士パッツィ家のパッツォが十字軍遠征で手柄を立てて授与されたキリスト墓所の岩のかけらをその後フィレンツェの教会に献上。そのかけらからできた聖なる火の儀式や行進、聖霊を象徴する鳩の飛行、爆竹が鳴る山車など、一連の華やかな行事が、ドゥオーモ広場でくりひろげられます。

パッツォは、フィレンツェに戻ったのちにラニエロが名乗った名で、その後フィレンツェの有名な家系として続くことになったと原作にある。パッツォが持ち帰ったは、蝋燭の火ではなく、石だったのか?

さらに他のサイトによると、スコッピオ・デル・カッロでは、コロンビーナと呼ばれる白い鳩をかたどったロケットに大司教が火をつけて、山車に向かって放つとあるが、これは十字軍の時代に、戦いに参加する人々に清めの儀式として火を配るということに由来していると書かれている(スコッピオ・デル・カッロ | フィレンツェのイベント情報伝統行事 | トラベロコ https://traveloco.jp/firenze/events/20180401-294)。

ここでは火や石を持ち帰ったからではなく、もともとお清めの儀式として広まったということだ。諸説ありすぎてよくわかなくなった。

イタリア政府が紹介しているパッツォはパッツィ家の騎士ということなので、ウィキペディアを観てみると(パッツィ家 – Wikipedia)、

ラニエリ・デ・パッツィが、11世紀にフィエーゾレからフィレンツェに移り住んだパッツィ家の始祖とされている。パッツィ家の中で最初の有名な人物がパッツィーノ・デ・パッツィで、その武勇により第一回十字軍時のエルサレム包囲中に復活の教会の岩のかけらを3つ奪取したとされる。それらは現在はスコッピオ・デル・カッロ祭で花火に火をつける際に用いられている。

と記されており、発音は違うが、ラニエリ・デ・パッツィはラニエロ・デ・パッツォだろうと推測され、パッツィーノ・デ・パッツィとラニエロが混同されているような気もするし、持ち帰ったものがなんであれ、祭の由来は、ラニエロであるらしいことは分かった。

ちなみに、パッツィ家はルネサンス期(15世紀)にメディチ家を対抗するほど隆盛を極め、メディチ家の暗殺陰謀を図り失敗している。そして一時期、失脚するものの、すぐに復活している。

ラニエロの話を最初に話を聞いたとき、エルサレムから聖火を持ち帰ることが、なぜそれほどまでに大事なことなのかがよくわからなかった。それでも信仰厚き者が、その信仰心故に聖火を大切にすると話かと思っていた。しかし本を読んで分かったことは、違っていた。

ラニエロは勇者だが粗野で乱暴な無謀者で、自己中心的な人物だった。それでもラニエロを愛して結婚したのはフランチェスカだった。しかし人の気持ちを介せないラニエロの行為にだんだんと心が傷つけられ、結婚1年後には別れてしまった。武勇こそが愛するフランチェスカの愛を取り戻す唯一の方法だと思っていたラニエロは、フィレンツェを出て武勇を重ね、戦利品をフィレンツェに送り続けてきたが、フランチェスカはそれに見向きもしなかった。そこでもっと賞賛に値するものを求めて、第1回十字軍遠征に参加した。エルサレムを奪還したときは、最高の勇者として称えられ、聖墳墓教会に灯された火を蝋燭に点火することができた。それは最高の栄誉だったが、さすがにその火を一人でフィレンツェまで持ち帰ることはできまいと皆に揶揄され、逆上して、随行するという部下の申し出も断り、一人で持ち帰ることになった。

この聖火の栄誉を持ち帰ることが、フランチェスカと寄を戻す唯一の方法だと思い込んでいるラニエロは、道中何があっても火を消してはいけないという思いで旅を続けた。つまりラニエロは、ただ単に自分の欲望として、フランチェスカから認められたいというだけのために、火を無事に持って帰るということに執着したのだった。それは武骨なラニエロの愛の表現であって、信念であったからこそ、そこまでして火を守って持ち帰るということにこだわることができたというわけだ。

そして、わが主は、エルサレムでの祝宴の最中に、ラニエロがそうなるであろうことを見抜いてパウロ聖人に語っていたのである。


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アラジン実写版を観た

アラジン実写版を観た。なかなか楽しい映画だった。

個人的にはウィル・スミスのジーニーが最高にステキだった。ジーニーが最初に登場するシーンで、ウィル・スミスの顔を見たときには、失礼ながら、吹き出してしまった。めっちゃ可愛い。

大筋ではアニメ版と変わらないものの、結末については大幅な変更がされている。

そもそも原作はどんなだっけ?

私が記憶しているのは、親に買ってもらった音楽ソノシート付きの絵本。物語も朗読していたと思う。歌詞は「ランプ、ランプ、魔法のランプ、ランプ擦ればドロロン、ドロロン、大きな魔神が現れて、何でも願いを叶えます」だった。

絵本のほうの、あらすじはほぼ忘れてしまったが、アニメ版とは異なるところを2つ覚えている。

ひとつは、ランプの精は何度でも願を叶えてくれるということ。

二つ目は、魔法使いがランプを盗み出す場面。ランプの精のおかげでアラジンは姫と結婚して二人で暮らしていた。ある日、アラジンの留守中に魔法使いがランプ屋に化けてやってきて、古いランプを新しいランプと交換するという。すると姫は古びた魔法のランプを差し出し、新しいランプと交換してしまう。

絵本のその後の話は忘れてしまった。アニメ版で、すでにこのエピソードはなくなっているが、このシーンでは、子どもながらになんてバカな姫だと思った。

のちに、ギリシア神話を知ってからは、パンドラの箱の話に似ているとも思った。

さて、アニメ版では、願いは3つまでで、ランプはオームが盗み出すというように変わっていた。

今回の実写版では、アニメ版から発展して、より楽しい物語と成熟している。

もっとも大きく変わったのは、最後に姫が自分が王にになるという決意を宣言する歌のところ。警備軍の隊長に、自分の信念に従って生きろ、と姫が諭す場面も、現代に生きる若者へのメッセージとなっている。ちょっと違和感を感じるのは、女王はアラビアンナイト物語としてはあり得ないから。

日本語版吹き替え陣の歌を聴きたいというので、吹き替え版をみたが、ジャスミンが絶叫的に歌うので、逆にメッセージ性を弱めている。映像としては、歌い方はアナ雪のエルサが「ありのままに」を歌うシーンに似ている。アナ雪は、日本語訳の「ありのままに」で、自分らしく生きるのが良いと伝えて大ヒットとなった。今回、ジャスミンは同じ路線で、なおかつ、女王となる。

アラジンの英語の歌詞を知りたい。

映画が始まる前に、アナ雪2の予告編があった。エルサが荒れ狂う海に飛び込んでいくシーンで終わった。次回作はエルサに何を求めてるのだろう。

ディズニーはどこへ向かっている? 強い女性像の現代版を演出しようとしているのか。いやいや、そういえば、スターウォーズでも、女性が強いねえ。

え、とここで、思ったが、アナ雪の「ありのままに」は、日本語の翻訳者が意訳したから素晴らしい歌詞になって、エルサの性格を決定づけたが、英語のオリジナルではただのわがまま娘だったように思う。今回のジャスミンは日本語版アナ雪の続編的女性像となっているのはわかるが、英語版でもそのつもり(ジャスミン像の前身)だったのだろうか。


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ICレコーダが壊れたので、iPhoneで代用するも、データ管理できない

カミさんが愛用していたSONY製のICレコーダが壊れた。トイレに落としたらしい。再生しようとしても液晶画面に何も表示されなくなった。たまに音がなることもある。ネットで調べて見ると2009年製だった(ICD-UX71)。いつ買ったかは分からないが製造年からすでに10年経っているので、そろそろ買い替え時期だったのかもしれない。

電源ボタンがないなど、操作性はとても悪い。録音可能ウォークマンの代わりと思って使おうとすると、戸惑うことばかりだった。よくこんなものを10年も使い続けてきたものだ。

最近、ミュージカルやコーラスの活動をしているので、お稽古場での練習用音源の録音に欠かせないという。軽量なので持ち運びやすいので、移動時間に聞いて練習しているらしい。そのため、新しく買い替えるなら、同じくらい軽いのがいい、という。ICD-UX71のカタログ上の重量は40gだった。

どうせ新しいICレコーダを買うなら、PCM録音ができる高性能のがいいと思って調べてみると、安価なものなら1万円程度で出回っている。

TASCAM リニアPCMレコーダー DR-07MK2-JJ(¥10,980)

ZOOM ズーム ハンディレコーダー H1n (¥11,301)

もちろん上をみたらキリがないが、1万円なら、壊れたICレコーダの販売価格と変わらない。世の中進化したものだ。ただし重い。220g〜360gほどになる。

ICレコーダを新調しなくても、iPhoneで録音できるやん、と言うと、初めて聞いたかのように驚いて、ボイスメモアプリを開いてみた。すると、なんと過去に録音したデータが引き継がれて残っていた。

過去にiPhoneで録音したことがあるのだが、すぐに使うのをやめたようだ。機種変更するまえのiPhone6Sの容量は16GBだけだったので、写真やミュージックですぐに満杯になって、録音のための容量を確保できなかったからだ。

今かみさんが使っているのはiPhoneXSの256GB、でかいし重いけど、容量はたっぷりあるので、ボイスメモも充分使える。

ということで、しばらくボイスメモを使うことになった。

ところが、ボイスメモには録音したデータを管理する機能がない。iCloudで他のデバイスと共有することはできるが、同じiPhone内のミュージックに転送して、ライブラリとして登録するには、MacのiTunesを介さないといけないのだ。母艦のないiPhoneユーザーには使い勝手が悪い。これでは10年前のICレコーダと変わらない。

iPhoneのボイスメモで録音を共有する/同期する

なんとかiOS内で自立してほしいものだ。