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ミニ・ビブリオバトル

高槻市立服部図書館一周年記念イベントのミニビブリオバトルを見に行って来た。
ビブリオバトルとは、おススメ本を5分でプレゼンし合って、会場でから一番読みたいと思った本はどれか投票し、チャンプ本を決めるバトルゲーム。要は、いかに、聞いている人が読みたくなる様なプレゼンをするか、ということです。

今回はミニ・ビブリオバトルということで、持ち時間は3分。バトラーは4名。プレゼン後に1分間の質疑応答時間。インターバルは30秒。最後に投票タイム。全ての進行にだいたい30分くらい。会場には小学生も多く、ちょうど良い時間だったように思う。

それにしても、何かまとまった内容を伝えたいとき、3分というのがいかに短い時間かということがよく分かった。そのなかでも、一際ひこまれたトークをしたのは『ナゲキバト』の紹介者だった。

この本は、ハニバルという少年と祖父の話です。… これから、3つの質問をします。1つ目は、今までウソをついたことがない人いますか? ウソをつき通すには記憶力が良くなくてはなりません。そのウソのことをずっと覚えておかないといけないからです。でも本当のことには命があるから、忘れても必ず思い出すことができる。ウソには命がない。と、この本には書いてあります。

  なるほど、おもしろうだ、と思う。

2つ目の質問。あなたは、目の前にいる誰かと今にも殴り合いの喧嘩をしそうな状態だとします。どうしますか? 答えは聞きません。この本に書いてあります。

  これでもう、この本を読みたくなった。人生の教訓が書いてあるということだ。

3つめの質問です。火事の現場で、これまでずっとい良いことばかりしてきた兄と、悪いことばかりしてきた弟と、どちらか一人だけしか助ける力が残っていない場合、どちらを助けますか?

  これは究極の選択。むずかしすぎる。

答えは聞きません。でも、この本のハニバルを育てたおじいさんは、このとき助けられた弟ではないか、と私は思います。

「私は思います」と締めくくっていたので、その真偽は分らない、ということだろう。しかしこの質問によって、この本で語られる人生観が想像できる。命を大切にして人生を真摯に生きることだ。

会場となった図書館の蔵書はすぐにすべて借りられてしまったので、帰宅して、さっそくAmazonで注文した。