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最初にフルーツ朝食を提唱し始めたナチュラル・ハイジーン

ナチュラル・ハイジーン(Natural Hygiene)とは、果物と野菜を主食とした食事によって健康を維持する生活方法のことで、1830年代に米国の医師たちによって提唱されました。「ヒポクラテスの教えに基づき自然と調和して生きること」を重視したものです。(松田真美子『だれもが100%スリム!常識破りの超健康革命』より)

以下の本に詳しく紹介されているそうです。

『フィット・フォー・ライフ ――健康長寿には「不滅の原則」があった! 』ハーヴィー・ダイアモンド, マリリン・ダイアモンド著、 松田麻美子訳

実は今年8月末に、ある本で「フルーツデトックス」という体質改善の方法があることを知りました。

この本によると、3食フルーツだけの日を3日続け、朝食だけフルーツの日を3日続ける。それを5回(=1ヶ月)繰り返したら、3食フルーツだけを1日、朝食だけフルーツの日を3日続け、それを1ヶ月続けると合計2ヶ月で、その後は朝だけフルーツにすると太らない体質に変わるというものです。オビには2ヶ月で10kg痩せると書いてあります。

Amazonのレビューには、これを実践すると着実に痩せるという評価が多く、インターネットのブログを検索すると減量できたという記事が多いのです。半信半疑のままネット検索を続けていると、『ジョコビッチの生まれ変わる食事』を見つけ、ジョコビッチが食事によって体質改善したという事実を知りました。そしてそれらを実践して確実に成果を上げた人のブログも読みました。

「ジョコビッチの生まれ変わる食事」 ノバク・ジョコビッチ |「編集者がシェアしたい本」 3分で一冊読んだ気になる読書ブログ

だから「フルーツデトックス」を実践してみることにしました。

すると1日目で1kgも痩せることができ、最初の3日間で合計2kg痩せました。次の朝だけフルーツ3日間で1kgほどリバウンドしたものの、続く3食フルーツ3日間でまた2kg減り、1kg戻り、2kg減りを繰り返していました。しかも高血圧治療薬を飲んでいたのですが、4週間ほどたった現在は薬をのまなくても125/85くらいまで血圧が下がっている状態です。夜の寝付きは良くなって疲れが翌日まで残ることもなくなりました。朝起きて胃液が上がってくるような不快な気分もなくなりました。

しかしフルーツだけの食事でなぜ体重が減るのか、またどうしてタンパク質をとらなくても大丈夫なのか、その本には詳しく記されていなかったので、インターネットでいろいろと調べてみました。

果糖は体内でどのように分解吸収されるのか、フルーツに含まれる酵素は何なのか、どうしてゴリラはフルーツだけで筋骨隆々なのか、草食動物はどうやってタンパク質を摂っているのかとか、疑問ばかりでした。これらは、ネットの情報だけでそれらはほとんど解決できました。

しかし、こんなにも健康的にダイエットできるのにどうして「フルーツデトックス」が普及しないのかという疑問がわき起こりました。そしていろいろと考えた結果、健康食品産業の圧力によるものでいかと思い始めました。

一方、「フルーツデトックス」の出版以前に、その本とは関係のないところで「フルーツデトックス」に極めて近い方法を紹介したブログを見つけました。この時点で「フルーツデトックス」の考え方はオリジナルではないことがわかりました。さらに、いろいろ調べていくうちに、その根源的考え方をしているのがナチュラル・ハイジーンだということも発見し、「日本ナチュラル・ハイジーン普及協会」の存在を知りました。

つまり「フルーツデトックス」は、出典あるいは基本となる食の考え方をナチュラル・ハイジーンから引用しつつ、それを一切明らかにしないまま、さらに科学的根拠もかなり曖昧にしたまま、フルーツには解毒作用があるから空腹時にはフルーツを食べなさいと推奨するものだったのです。

一方ナチュラル・ハイジーンについては、『からだの力が目覚める食べ方』を読んで、一気に理解しました。続けて松田麻美子氏の『だれもが100%スリム!常識破りの超健康革命』を読んだら、感動の嵐でした。

これこそ長い年月の間私が追い求めていた健康法であり、それを科学的根拠のもとに具体的に紹介していると感じました。なぜなら私は子どものときから野菜サラダをそのまま食べるのが好きで、ドレッシングを欠けたくなかったからです。その理由をここに見い出しました。ナチュラル・ハイジーンは「生きるために食べる」という意味を追究した究極の健康本だと思いました。どうしてこの本に今まで出会えなかったのだろうと。でも、今、この本に出会えてしあわせです。

フルーツデトックスでは、野菜とフルーツの組み合わせは酵素が打ち消し合うからダメと記載されていますが、超健康革命では野菜とフルーツの組み合わせOKです。酵素のことを少し勉強すると、そのことは理解できます。それで疑問がすっきりしました。

さらに『50代からの超健康革命―「第二の人生」を幸福に過ごすために』のあとがきを読みますと、この健康法が普及しない理由が書いてあり、やはり思っていたことと似たような状況だったわけです。

善意から発せられたとても安くつく健康法が、産業構造の中で押しつぶされてしまう現代社会の恐ろしさを痛感しました。

ナチュラル・ハイジーンをおすすめします。


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フルーツデトックスに関する科学的検証はされているのか調べてみた

まず素朴な疑問。どうしてフルーツだけで栄養不足にならないのか。

フルーツデー3日のあとのノーマルデー3日では昼食と夕食はサラダを先に食べたら何を食べてもいいということになっているので、そのときにタンパク質を補給できるという栄養士の解釈。『一流の人は…』では、ゴリラはフルーツだけで筋肉隆々だと書いてあった(ように思う)。

フルーツにタンパク質は含まれるのか?

フルーツに含まれる栄養素を調べて見たが、ほとんど1mgに満たなくて、だいたい0.2mgほど。あまり運動しない人が一日に必要とされるタンパク質は体重kgx0,8÷1000mgらしいので、70kgの人なら56mgが必要。これを果物だけで摂取するのは無理な話

では、なぜゴリラは筋骨隆々なのか。

ゴリラ フルーツ で検索すると、

ゴリラの筋肉は植物でできている? ステーキよりもバナナのほうが良質なタンパク質だった! | ビーカイブ

フルーツに含まれるアミノ酸からタンパク質を合成するからである。らしい。
出典は、『からだの力が目覚める食べ方』(ディスカヴァー携書) ペーパーバック – 2012/7/21 ということが分かった。

この時点でこれがネタ本かと思って、すぐに注文してしまった。
ところが、ノーマルデー3日の昼食と夕食にそれぞれ何を食べるべきかを考えあぐね、消化に負担の掛からない食物は何かとしらべてみた。

消化にかかる時間 で検索

すると、このような記事を見つけた。

消化にかかる時間を知って、上手に食べよう。|インナーエステダイアリー ~細胞から美しくなる方法~

は、2010-02-08 の記事だが、すでにフルーツデトックスと同じ話をしている。
特に「消化活動にフルマラソンで消費するエネルギー量と同じくらい(1600キロカロリー)に匹敵する」という下り。これは誰がどうやって計ったのか、出典を知りたい。
なお、『一流の人は……』では、ハーフマラソンを全力で走ったときの消費エネルギー量としていたように思う。

消化のエネルギー で検索

消化はフルマラソン並みの重労働

タイトルからして、そのものズバリ。
ここに、【出典】常識破りの超健康革命 松田 麻美子著、との記載を見つけた。

松田真美子『だれもが100%スリム!常識破りの超健康革命』はグスコー出版から 2002/3に出版されている。

Amazonの商品の説明には次のように紹介されている。

内容(「BOOK」データベースより)
欧米の医師・栄養士を驚嘆させたナチュラル・ハイジーン(究極の健康栄養学)の奇跡!日本人パイオニアが自らの体験を綴る、「肥満と病気知らずの原則」とは!?今すぐできる、生活習慣病完全撃退への「衝撃の10か条」。

内容(「MARC」データベースより)
ナチュラル・ハイジーン(究極の健康栄養学)の日本人パイオニアが、自らの経験をもとに「肥満と病気知らず」の健康的な食生活のための知識と原則を紹介し、いますぐできる「超健康革命10か条」を提唱する。

ナチュラル・ハイジーン、新しい言葉だ。しかし、2002年時点でフルーツデトックスの有効性がうたわれているのに、どうしてそれほど話題になっていないのだろうか。実践するかどうかは別として、ダイエット方法として誰もが知っていてもおかしくないのに。

日本ナチュラル・ハイジーン普及協会

普及協会のホームページの記述はわかりにくいので、以下の個人のサイトを参照する。
ナチュラルハイジーン
—————————-
ナチュラルハイジーンとは、アメリカの医師たちによって生まれた健康理論です。
1987年にアメリカで出版された書籍『FIT FOR LIFE』によって、広く知られることとなりました。
日本語訳「フィット・フォー・ライフ」は2006年に出版されています。

ナチュラルハイジーン(Natural Hygiene)は、わかりやすく訳せば「自然健康法」といったところでしょうか。その内容は、人間の体に、健康のために必要な条件を与え、傷つけるものを与えないことによって体内外の衛生を保つというものです。

ここで言われている「必要な条件」とは

新鮮な空気と水
体の生理機能構造上ふさわしい食事
十分な睡眠や休養
適度な運動
日光
ストレスマネージメント

です。
—————————-
ということらしい。

朝食をフルーツだけにするという話は、「体の生理機能構造上ふさわしい食事」に由来しているだろう。

翻訳本は、これ
『フィット・フォー・ライフ ――健康長寿には「不滅の原則」があった! 』ハーヴィー・ダイアモンド, マリリン・ダイアモンド著、 松田 麻美子訳

このナチュラルハイジーンがどうして普及しなかったのか、ホームページを見ていてなんとなく感じたのは、宗教っぽいから、ではないだろうか。

科学的検証はされているのか、という点に関しては、ここらを掘り下げる必要があるようだ。

つづく


1件のコメント

フルーツデトックスを試してます

フルーツデトックスとは、上野啓樹・俣野成敏著『一流の人はなぜそこまでコンディションにこだわるのか』(クロスメディア、2014)で紹介されているもので、いわゆるフルーツダイエットと同じと思って良い。この本で紹介されているのは、減量目的ではなくて、体調を整えるためにこれまで溜まってきた毒素を抜きましょうということ。

詳細は以下の2つのブログ記事に譲るが、要はフルーツに含まれる消化酵素と代謝酵素によって代謝しやすい身体に生まれ変わろうという試みで、フルーツだけしか食べないフルーツデーを3日間続け、次の3日間は朝のフルーツ以外は普通食というノーマルデーを3日間続け、その繰り返しで1ヶ月。次の1ヶ月は1日のフルーツデーと3日間のノーマルデーを繰り返すもの。

「一流の人はなぜそこまでコンディションににこだわるのか」上野啓樹、俣野成敏 <その1>|「編集者がシェアしたい本」 3分で一冊読んだ気になる読書ブログ

朝食を果物に変えるだけ!フルーツデトックスダイエットで確実に痩せる! | 40歳からのメタボ解消ダイエット

調べてみると分かるが、フルーツデトックスをとりえず3日続けてみて、減量してない人の記事はない。半信半疑で始めてみても、3日で何キロも痩せている事例が多い。私も本を読んだだけでは胡散臭いと思っていた。しかしAmazonのレビューには、科学的根拠が怪しいとしながらも実践すると確かに効果があるというレビューがあった。他にもいろいろと調べてみたが、上記「3分間で一冊読んだ気になるブログ」の記事が決定打だった。本に書いてあるとおりには実践していないが、1ヶ月で10kg痩せたという。さらにこのブログでは、ノバク・ジョコビッチ著『ジョコビッチの生まれ変わる食事』(三五館、2015)を紹介していて、ジョコビッチがグルテンフリーの食事によって人生を激変させたことから、食事がいかに大切かということを理解させてくれた。

こうも肯定的な意見が多いのなら試してみようと思い、読了した翌日(8/31)から実践してみた。

9月9日段階で、まだ2巡目のノーマルデー1日目に入ったところだが、わずか10日で2.6kgも減って、69.5kgになった。懐かしの60kg台への回帰。70kgを下ったのは5〜6年ぶりかと思う。

それにもまして驚いたのは、フルーツデトックスを始めた初日だけで0.9kgも体重が減ったことと、血圧が10ほど下がったこと。降圧剤を服用したたのだが、前日との差がこれほどあるのは始めてなので、しばらく服用をやめてみることにした。

2日目、3日目はそれほど体重は減らなかったが、血圧は低い値を維持した。フルーツデー3日間では1.8kg減った。他の人はもっと減量できているケースが多いので、私の場合は穏やかだ。といってもこれまで試したダイエットで最も効率が良い。

心情的には、初日はすぐにお腹が減って困った。食後2時間くらいで空腹感に耐えられず、バナナを1本ずつ朝昼2回食べた。フルーツデトックス2日目は、空腹感はあるがバナナは食べなくてもよくなった。普通の食事をしたい欲求が強くなり、味の濃いもののが恋しくなる。3日目、フルーツを山盛り食べたときは、フルーツの甘みを敏感に感じるようになった。食後の清涼感が気持ち良いので、敢えて味の濃いものはなくてもいいかな、という思いに変わっていく。

ノーマルデー初日は、東京に出張。朝早かったのでフルーツを詰め込んだ弁当を持参して、新幹線のなかで東京到着直前に食べた。昼からは普通に食事してよいのだが、3食フルーツの生活に慣れてきた。帰宅時、新幹線の中で食べた駅弁は、いつもの炒飯弁当(崎陽軒)だったが、醤油入れが焼き物じゃなくなってて、風情がなくなったのがちょっと残念。

(つづく)